2011年12月29日
三河港で2.3mの津波
11月26日の東愛知新聞に
明海地区に2.3mの津波が襲来
とのシミュレーション結果が示されました。
「約6時間にわたって、
ほぼ80分周期で津波が押し寄せ、
第2波が最も高くなる(2.3メートル)。
これに対し現況の防潮堤は、
3.6メートルから5.1メートルの高さがあるものの、
潮位や地盤沈下など考慮すれば、
決して安全ではないことが分かった。」
と、書かれています。
新聞記事は、こちらのHPをご覧ください。

2.3mの津波とは、大変衝撃的ですね。
ところが、津波の高さは定義されています。
通常は、下記の図のとおり、
検潮所での計測高さ=(津波の高さ-その時の潮位)です。
津波の痕跡高さは、天文潮位か、平均潮位を基準にしています。

「三河港地震・津波対策会議」の資料を見ると、
高さ2.3mの津波はT.P.(東京湾平均潮位)を基準していまして、
初期水位がT.P.1.1mで、津波水位がT.P.2.3mであるので、
津波高さは、2.3m-1.1m=1.2mの津波高さが正しい表現になります。
記者さんが津波高さの定義を、正しく理解して書いたかどうかが、気になります。

明海地区に2.3mの津波が襲来
とのシミュレーション結果が示されました。
「約6時間にわたって、
ほぼ80分周期で津波が押し寄せ、
第2波が最も高くなる(2.3メートル)。
これに対し現況の防潮堤は、
3.6メートルから5.1メートルの高さがあるものの、
潮位や地盤沈下など考慮すれば、
決して安全ではないことが分かった。」
と、書かれています。
新聞記事は、こちらのHPをご覧ください。

2.3mの津波とは、大変衝撃的ですね。
ところが、津波の高さは定義されています。
通常は、下記の図のとおり、
検潮所での計測高さ=(津波の高さ-その時の潮位)です。
津波の痕跡高さは、天文潮位か、平均潮位を基準にしています。

「三河港地震・津波対策会議」の資料を見ると、
高さ2.3mの津波はT.P.(東京湾平均潮位)を基準していまして、
初期水位がT.P.1.1mで、津波水位がT.P.2.3mであるので、
津波高さは、2.3m-1.1m=1.2mの津波高さが正しい表現になります。
記者さんが津波高さの定義を、正しく理解して書いたかどうかが、気になります。
